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2006.12.22

71 税調会長辞任劇

本間政府税調会長の官舎利用に対し、①官舎等国家資産のムダを指摘していた者が官舎を利用している②さらに常勤ではないのに経済諮問委員の時から官舎を利用している③交際中の女性と同居している 事がけしからん.税調会長にふさわしくない.としてマスコミ、与党、野党のバッシングを受け辞任した.

改革・反増税の論者であり、増税派の行政・政治家の圧力や野党の任命責任を攻撃材料にしたい思いが辞任圧力として働いたように感じる.

選挙で選ばれていない要人は'ふさわしくない’との攻撃を受けやすいく、政治家には、この種の問題は出てこない.辞任すべきとした政治家の意見を聞いてみたい.

私見で言えば、該当部門の許可を得て入居しているわけで、本人には、なんら問題がない.問題とするならば許可をした側である.

官舎に入居している者は官舎のムダや税制を論じる資格が無いと言うのもおかしい.官舎に入居している政治家は行政のムダを主張する資格が無いと言っている様なものである.新築した議員宿舎に誰が入居するか見ものである.又、高額所得者、資産家も税制の議論が出来ない事になる.問題だとする人に論理性が見えない.税を論じる人のモラルの問題だと言うにしても、政治家や公務員に逆に問いたい.

任命権者の総理も、任命責任を避けたい思いから、辞任の必要はないとしながらも、本人からの辞任表明があると、すぐ受け入れる.意思や見解が無い.任命責任を回避し、逆風を早く収束したいだけの対応である.

とにかく、問題があるのか無いのかはっきり主張する政治家は見あたらない.当ブログで一貫して主張している事だが、国民もマスコミも政治家も、もっと論理的に筋道を考える風土が必要である.理屈を屁理屈と言って、耳を傾けないどころか、協調性がないとして村八分にする.こんな島国根性は直さなければならない.

この問題にかかわらず、論理的思考の欠如が日本の最大の欠点だと思う.この欠点は立論力を弱め、不安や矛盾を増大させる.理論や主張より、魑魅魍魎の世界を泳ぐ、選挙に勝つ事しか考えない政治家ばかりになる.

今回の辞任劇も、立論力、説得力より’事なかれ主義’’島国根性’の本性が丸見えになった.これでは、これから内外で増大する難問に、とても対峙できないし、政治は三流と言われても、しかたないのである.

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