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2007.09.17

111 自民復活になるかPOST阿倍の自民党総裁選

安倍総理の辞任表明によって、国会が開店休業となり,自民党総裁戦が始まった.総裁戦は,ともすると,人事抗争が前面に出て,党の政策抗争が忘れがちになる.

本来,総裁戦は党の方針を決める意味もあり,立候補者は党の方針の骨格になる憲法問題,外交問題、経済問題、医療・介護・年金問題、社会保障問題、行政改革、財政問題,地方分権問題、教育問題、税制問題などの認識と方向,任期中の重点施策(やる事)に触れなければならない.

国内外ともに,もやっとした閉塞感,多くの重要課題,が重くのしかかっている状態であればこそ政策が重要である.小泉前総理はデフレ危機,不良債権危機,金融危機、財政危機、無駄な構造、外交問題に明確に指針を打ち出した.多くの国民はこれに賛同した.今回、このような姿勢が総裁戦に見えてこない.

党内の政策抗争があって初めて,政策が固まり,他党との戦い,国政選挙に挑む事になる.人事抗争,人柄,だけでは強い党を作れない.小泉総理は例外だったのだろうか.小泉総理前の先祖帰りと言う事になる.

これでは政党の政治理念、ビジョンが曖昧になり、政策にリーダーシップのない党になる.中選挙制度の党の体質では小選挙区制に勝てないし,ビジョンの無い政党は国家国民の損失である.

政策が描けず,描かず,選挙に勝つ事しか頭にない政治家・政党を排除して行く必要がある.鋭い政策集団の形成は日本に強くもとめられているからである.

繰り返すが,総裁戦は人気投票でも,人事抗争でもない.党の政策決定の選挙である.現状の総裁戦で,政策で勝負と立候補者,自民党議員は自覚しているのだろうか.短期間であるが政策論争を期待したい.これからの選挙戦、組閣、臨時国会の推移に注力していきたい.

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