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2011.10.11

258 夢が飛び交う 『幼稚園の運動会』

初秋の晴天が続くこの頃,幼稚園,小学校の運動会シーズンである.今年は,この春,小学校に入った孫と幼稚園年中組みの孫の運動会に出かけた.毎年,孫の成長と元気な姿を楽しみに出かけているのである.

幼稚園の運動会でいつもビックリするのは,園児一人に6,7人の家族が集る事である.昼食のおにぎりを一族郎党が囲む光景など珍らしい事ではない.いつも,園児のファンで幼稚園は埋め尽くされるのである.小学校,中学校では,こんな光景は見られないのである.

さて,運動会が始まると,園児たちは,かけっこ,対抗リレー,玉入れ,綱引き,あるいはマスゲームや小笛隊の演奏などに,先生の合図に従って,元気ハツラツな姿を見せてくれる.そんな園児たちに,万雷の拍手が沸き起こる.心なしか,園児たちも誇らしげに見える.

運動会は,園児にしてみれば,社会へのデビューである.親にとっては子供の成長に安堵する瞬間である.祖父母とっては,孫の成人を夢見たり,ご褒美を考えたり,孫の個性を園児の中で見比べて,一喜一憂したりする時である.そんなわけで,幼稚園の運動会はいつも,夢がいっぱい飛び交っているのである.

ところで,園児の群れを見ていると,生まれながらの個性がよく見える.大きくなってから見分けるより,ずっと鮮明に分かる.飛びぬけて足の早い子,社交的な外交的な子,おとなしい,内向的な子,など極めて分かりやすい.

それぞれの個性を見ていると,果たして,みんな同じ教育でよいのだろうか,個性にあった得意分野に進んで行けるだろうか,あわない分野で苦労したり,才能発揮が遅れたり,と思わず心配してしまうのである.

園児達のそれぞれの個性には,必ず適した分野がある.なんとか,園児の個性の上に,それに適した能力を積み上げてやりたいと思うのである.そんな思いで,園児達を見ていると,園児の群れは人材の宝庫に見えて来る.

ところで,韓国のゴルフに限らず,スポーツ,芸能,映画,産業の活躍ぶりを見るに付け,『個性を発揮させる育成』が,いかに大事か,を教えてくれる.これは,世界のトップを狙う,頂上作戦のみならず,一般の仕事でも,趣味でも,共通しているテーマである.

そんなわけで,幼稚園児たちの,さまざまな個性を見ていると,ついつい育成の事に思いが行くのである.挙句に,うちの孫はスポーツ系か音楽系か,文科系か,理科系か,どう育成するか,等と,どんどん思いが先走って行くのである.それほど,園児達にはポテンシャルを感じるのである.

こんな事を思いながら,一方では,3月11日に起こった東日本の災害の事が頭をかすめる.今年,被災地の小学校,中学校,高校の卒業式,入学式に多くの感動を覚えたが,今度は夢が飛び交う,幼稚園の運動会が復興の証になるのではないか,と思う.早く,そうなる日が来る事を願わずにはいられないのである.

そんなわけで,孫の幼稚園運動会の参観は,実に貴重な,夢いっぱいになる時間なのである.

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