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2011.11.28

265 大阪の知事選・市長選に『大阪維新の会』が圧勝

大阪の『既成勢力,既得権勢力』と『反既成勢力,改革勢力』との一騎打ちは『改革勢力・大坂維新の会』の橋下大阪市長候補,松井大阪府知事候補の圧勝に終わった.両候補とも,開票率0.5%で゙当確がでる程の圧勝だったのである.

徳川家康に大坂を滅ぼされて以来,祭りごとから目をそらし,商都・笑都に徹してきた大阪人が,沈黙を破って,改革勢力に軍配を上げた.閉塞間が強まる中で,人気投票でなく,政策に未来を託した歴史的選挙だったと思う.

『大阪維新の会』の主張は,『おかしいものはおかしい』との精神で,大阪都構想,行財政改革,公務員改革,教育改革,による,『統治の仕組みの改革』を断行し,活力ある大阪に変貌させる事である.又,異常と言われる教職員組合の体質を市民感覚に戻す事も掲げている.

この実現を通じて,日本の政令市の改革にも波及させ,活力ある大都市による日本の再生と明治以来の日本の統治の仕組みの改革につなげたいとしているのである.大阪が変われば,政令市も,日本も変わらざるを得なくなる,と考えているのである.

大阪府民,市民も,引き続き,大阪維新の会を応援し続ければ,大阪の変貌は可能だと思う.明日から,この大きな夢に向かって,『ワクワクする明るい大阪』のムードを盛り上げたいものである.数年先の政策の結果より,今は,このムードが大事だと思うのである.

ところで,今回の歴史的選挙は『既成勢力』VS『改革勢力』の構図であったが,もうひとつ,『魅魍魎勢力』VS『政策主体勢力』の構図でもあった.魑魅魍魎が働いたのは民主党,自民党である.政策で決断せず,地元議員団は大阪維新の会と対抗する立場を取り,党本部は勝ち馬に乗る姿勢を取ったのである.

みんなの党以外の既成政党は『政策以外の力学』で動く事を露呈し,政党の存在価値を自ら放棄してしまったのである.地元議員も党本部も,今後,どう動くのか,迷走が続きそうである.

また,新聞で見る世の有識者の論評は素直に改革に賛同するものではなかった.よくわからない事が多すぎるとか,実現するにはハードルが多すぎるとか,具体性が見えていないとか,まだまだ絵空事の構想だとか,言った論調で,肯定もせず,否定もしない,有識者独特の言い方である.

この論調を見ていると,この構想の中身(相当綿密に整理されていると聞いているが)を見ているのか,どうか知らないが,圧勝に対するやっかみがあるのか,民意は無知な判断をしたと言いたいのか,文句をつけて自己顕示したいのか,有識者の悪い習性が露骨に出ているのである.

又,情報番組のテレビキャスターが『大阪都構想はよく分からないが・・・』と前置きしている場面を何回か見た.勉強した上で言っているのか,単に無知で言っているのか,そもそも何が分からないのか,聞いている方はさっぱり分からないのである.

どうやら,上から目線で,『庶民は理解していない構想だ』或いは,『いい加減な構想だ』と言いたいのかも知れない.キャスターも有識者の悪い習性を持っているのである.この前置きはキャスターとして全く不要である.むしろ資質が疑われる事になる.もし,分からないと言うなら,分かってから言うか,分からないと言うなら,言葉の専門家として,その内容を正確に言うべきなのである.

そもそも,反論や悲観論,あるいは否定的な言い方は,言いやすく,しかも,リスクがないのである.うまくいかなければ,やっぱりと言い,うまくいけば,問題を指摘していたからだ,と言う.この保身と自己顕示を兼ねた言い方なのである.

有識者,インテリ,専門家,キャッスターが問題指摘型論調になるのは,責任が伴う肯定,賛成の発言と比べれば,責任が伴わないからである.この事を指摘すると,必ず,権力者に問題点を指摘するのが役割だ,と答えるのである.その役割を外した時,賛成か反対かを問うてみたい.きっと自論等持っていないと思う.とにかく,いい加減な論調で,世論が動いたら大問題なのである.要注意である.

そんな論評の中で,『現代ビジネスのニュースの深層』での高橋洋一氏の論評はさすがである.いつも有識者の中では突出した論評をしている高橋氏であるが,今回も,『都構想と言う方針稟議』を賛成とした上で,今後の実現方法について,経験,見識,知識,に基づく,助言,提言,をしているのである.『大坂維新の会』,『大阪市民』,あるいは,全国の『中核都市』にとって,大きな助言,提言になると思う.

以上,今回のダブル選挙で,『改革の方針稟議』が許可された.この賢明な判断に支えられた『大阪維新の会』は今後,反対勢力に対しても,丁寧に,熱っぽく,勢力的に行動し,この方針の実現に驀進して欲しいものである.

特に,大阪市民には,暴れん坊『橋下市長』を思い切って活躍させる,そんな大きな度量も期待したいのである.そして,明日から,この大きな夢に向かって,『ワクワクする明るい大阪』のムードを盛り上げる事が極めて大事だと思うのである.

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