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2011.11.24

264 提言型政策仕分けより民主党の政策仕分けを

政府の行政刷新会議は4日間の『提言型政策仕分け』を終えた.前回の無駄削減に向けた『事業仕分け』の反省から,政策に視点を移したのだろうが,依然として,意味不明な会議である.

前回の『業仕分け』が意味不明であった事は,当ブログ『NO190 整合しない政策・予算編成・事業仕訳』で述べているが,案の定,民主党マニフェストのアリバイ作り,パフォーマンス,『行政府内の学級委員会』で終わったのである.

今回の『提案型政策仕分け』も,その位置づけが意味不明である.そもそも,政策提言なら,立法府の仕事である.政党や国会,とりわけ,政権与党の民主党政調の本業の仕事である.今回も又『行政府内の学級委員会』なのだろうか.

4日間の行政刷新会議(学級委員会)で何ができるのだろうか.とても政策提言が出来るとは思えないのである.会議の報告によると,物価下落分の年金減額,地方交付税の総額抑制,高速増殖炉(もんじゅ)の抜本見直し,法科大学見直し,農家への直接支援強化,公共事業の抑制,など,歳出見直しに向けての論点整理をしたと言うのである.

国民からすれば,先に自公と合意された『民主党マニフェストの見直しをどうするのか』,それを踏まえた,『民主党の政策をどうするのか』,と言う『民主党政策の仕分け』が先ではないのか,と思うのである.デフレ,円高,不景気,財政赤字,税収不足,社会保障崩壊,震災復旧,等,山ほどある課題は待ってくれないのである.この対策なしに,来期の予算も組めないのである.

『提案型政策仕訳』に多分,与野党の政策通は,何を『ままごとみたいな会議』をやっているのか,と感じたと思う.事前の勉強,調査も含めて,せめて『御勉強会』と見れば,ないより増しかと言った程度の扱いだと思う.

わけのわからない仕事に,無理な意味づけをしながら,いかにも有益な仕事だと言わんばかりに,張り切っている蓮舫行政刷新担当相がむなしく見える.本人が疑問も持たず張り切っているのなら,一層ふびんになる.

何回も当ブログで,民主党を『ごった煮政党』,『合成の誤謬政党』,『ごった煮内閣』『政権運営の稚拙さ』を批判してきたが,日本の難局を前に,依然と『政治危機』が横たわっているのである.この状態では,とても日本の難局を突破できるとは思えないのである.

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