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2012.07.03

286 ヤマ場を超えた民主党内部抗争③(分裂)

ヤマ場はやっと超えそうである.昨日(7月2日月曜日)夕刻,小沢氏の予告通りに,離党を宣言した.これと同調する議員は新人議員中心に,衆院38名,参院12名であった.

注目された離党の数は,民主党政権を揺るがす程の数ではなかったが,民主党内で72名が,小沢グループで42名が増税法案に反対,欠席,棄権しているので,まだ民主党内に離党予備軍がいる事になる.

民主党執行部は更なる離党者を増やさない為の工作や処分方法を検討して来たが,どうやら衆院議員の離党者は除名処分,参議員の離党者は離党承認,非離党者は資格停止処分,欠席・棄権者は厳重注意処分,になるようである.

いづれにせよ『ごった煮政党』ならではの内部抗争は火種を残したまま,小沢グループの離党で,一応,終止符が打たれた事になる.

小沢新党は意地になってマニフェストへの回帰に固執している事もあって,人気も,展望も,厳しい中での船出になる.どんな旗を立てるのだろうか.

一方の民主党の執行部は小沢グループの離党で,『マニフェストの嘘や責任を小沢氏が持ち去ってくれた』,『民主党はマニフェストの呪縛から解放される』,と口を拭って,内心は喜んでいる向きもあると思うが,嘘の公約のおかげで政権に就いている』事実は変わらず,その罪は政権が続く限り,付いて回るのである.

さらに言えば,今後の民主党の政治理念や政策がどうなるかも,依然として不明である.分裂しても『ごった煮政党』の性格は変わらない感じがするのである.

さて,今後の国会は,遅れている重要法案の審議に移るが,政局としては解散時期の攻防や,民自公の連立への暗躍も始まる.同時に総選挙に向けた選挙対策も活発化する.

国民としては,間近かに迫った総選挙の材料として,増税法案の参院審議に注目すべきだと思うし,政治家も,その意識で審議すべきだと思うのである.

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