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2015.11.21

415 世界野球プレミアム12韓国戦で思った事(発想の転換)

世界野球プレミアム12は第一次リーグでは全勝したが、決勝トーナメントで韓国に敗れ、優勝の夢は絶たれた.

この決勝トーナメントの韓国戦で3-0で迎えた9回表、4失点で大逆転され、3-4で敗戦したのだが、その原因について言及してみたい.

先ず,韓国戦を振り返って見ると、次のように,『野球は投手力』であることがよくわかる.

第一次リーグ  5-0 で勝ち
大谷6回被安打2に対し、則本・松井の被安打は5、四死球は1
決勝トーナメント  3-4 で負け 
大谷7回被安打1に対し、則元・松井・増本の被安打は5、四死球は2

ここにある様に、勝敗とは別に、中つぎ、押さえの投手の被安打が第一次リーグでは5/7、決勝トーナメントでは5/6、打たれている.2試合合計で見ると,大谷の被安打3に対し、中つぎ、押さえの被安打が10であった.この事から、次の事が言える.

①決勝トーナメントで89球、被安打1、3-0で完封中の大谷を7回で降板させ、第一次リーグで打たれている則本・松井を再び登坂させた理由が全く理解不能であった.

中つぎ、押さえの投手は、先発よりイニングが短い分、剛球で抑えられる投手でなければならないが、大谷先発の場合、後続の投手は相手からすれば打ちやすくなる(数字でも明らか).このリスク対策が考えられていなかった.

以上の事から決勝トーナメントは従来の先発・中つぎ・押さえの発想ではなく,下記のような、大谷で勝つ新たな戦法(理に適った発想の転換)が必要だったと思うのである.

①大谷投手が先発の場合は、調子が良ければ、続投させる(完投も視野)
②先発陣に3イニングをまかせ、4回から6イニング,大谷投手にまかせる

上記②は大谷の後で投げる投手のリスクをなくす為の戦法である.大谷の実力からすれば、先発陣が3イニングで最少失点に押さえれば、勝利の確率は高まるのである.少なくとも、大谷降板後で大逆転されるリスクはなくなるのである.その意味で、②の戦法は有効だと思う.

監督はペナントレースのような、先発・中つぎ・押さえと言う戦い方にこだわっていたように思う.大谷と言う最強の投手を登坂させる場合は、全く違う戦い方があっても良いと思うのである.

ここで教訓をまとめると,当たり前の事だが、

①長いペナントレース(マラソン)と一発勝負(100m走)では戦い方が全く違う事.
②一発勝負では、投手
力の最大化、投手リスクの最小化を徹底する事.

である.

 

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