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2017.01.12

457 日本語力が危ない

下記の問題は10数年前に見ているのだが,久しぶりに、これを見ると、明らかに、今の方が、自分の国語力が落ちている事に気づく.随分,恥をかいてきたと思う.これからも、恥をさらし続けそうである.

たとえ、ワープロのチェック機能が強化されて,恥をかかなくなったとしても、その分、自分の日本語力は、さらに低下すると思う.その内、ワープロなしでは日本語を書けなくなるかもしれないのである.

ナビを見て運転していると、どこを走って来たか記憶に残らなくなり,その内、ナビなしでは運転できなくなる事と同じである.

そんなわけで、手書きがなくなる程、日本語力(漢字力、言葉使い力,手書き文字力)が低下し、恥をかくどころの騒ぎではなくなる気がするのである.

間違いと正解例.(日本語倶楽部発行’そんな日本語力では恥をかく’を引用

間違った例のあとに( )内に正しい言葉を記述している.

・前代未聞の快挙(の珍事、の不祥事、の事件)
・喜びをひしひしと感じる(しみじみと感じる)
・毎日が東奔西走だ(毎日が東奔西走の忙しさだ,東奔西走の毎日だ)
・負債総額としては空前絶後(負債額としては空前)
・電車が混まない前に帰宅する(混む前に帰宅する)
・ネクタイをしないまま出社した(しないで出社した、せずに出社した)
・朝帰りは家に入りにくい(家に入りづらい、字が小さくて読みにくい)
・部屋中お祝いの花だらけ(花でいっぱい・借金だらけ)
・美しい絵画を唖然として見とれる(絵画の美しさに陶然として見とれる)
・父親の死に唖然とする(呆然とする)
・能力が低いことに負い目を感じる(引け目を感じる)
・対戦相手はきしくも,幼なじみだった(くしくも・奇しくも)
・縁は奇なもの(異なもの)
・口をつむる(口をつぐむ・目をつむる)
・炎が燃えたぎる(燃え盛る・煮えたぎる・血がたぎる)
・舌づつみ(舌つづみ・舌鼓)
・さかてに取る(ぎゃくてにとる・逆手に取る)
・鉛筆をぎゃくてに握る(さかてに握る・逆手に握る)
・予想以下の不振だった(予想外の・予想に反して・予想以上の不振)
・計画を実現化する・定員の削減化をはかる(実現する・削減する)
・豪華絢爛な時代絵巻(豪華絢爛たる時代絵巻)
・気持ち的には負けていない(気持ちでは・精神的には)
・彼は何も知らなさそうだ(彼は何も知らなそうだ)
・手離しで喜ぶ(手放しで喜ぶ)
・彼は口が固い(口が堅い・手堅い・義理堅い)
・片を付ける(方を付ける)
・きずなが深まる(きずなが強まる・太い・固い)
・手をこまねく(手をこまぬく)
・機転が効く(機転が利く)
・「はいはい」と二つ返事で引き受ける(「はい」と二つ返事で引き受ける)
・大代に乗る(大台に乗る)
・いまだかって(いまだかつて)
・身命を投じて(身命を賭して)
・頭をかしげる(首をかしげる)
・熱にうなされる(熱に浮かされる・夢にうなされる)
・順風に帆をはらむ(順風に帆をあげる・順風を帆にはらむ)
・子供たちは勝利に意気高々(意気高らか・鼻高々)
・灯下親しむ秋(灯火親しむ秋)
・魚心 あれば 水心 あり(魚、心あれば 水、心あり)
・過半数を超える(半数を超える・過半数を占める・過半数に達する)
・淡白な性格(淡泊な性格)
・卒直に言って(率直に言って)
・大古の昔(太古の昔)
・肉迫する(肉薄する)
・既製事実(既成事実)
・脅迫観念(強迫観念)
・使命観が強い(使命感が強い)
・いえじゅうで出かける(うちじゅうで出かける・家中で出かける)
・快晴のした開会式が行われる(快晴のもと・快晴の下)
・ふんべつゴミ(ぶんべつゴミ・分別ゴミ・あの人はふんべつがある)
・仕事がひとだんらくする(いちだんらく・一段落)
・のうさくもつ(のうさくぶつ・農作物)
・相手を力づくで押さえる(力ずく)
・傘をすぼめた(半開きにしたのなら,すぼめる・たたんだのなら、つぼめる)
・走り幅跳びの踏切のタイミング(踏み切り)
・タイだの、イサキだの、ヒラメが並べられていた(ヒラメだのが)
・彼は意外とやさしい(彼は意外にやさしい)
・鮎の塩焼を有田焼きの皿に盛る(鮎の塩焼きを有田焼の皿に盛る)
・彼はきっと成功しないだろう(彼はきっと失敗するだろう)
・バレーを踊る(バレエを踊る)
・佐藤氏ほか9名(佐藤氏ら9名・佐藤氏はじめ9名・佐藤氏以下9名)
・体の異常を訴える(体の異状を訴える)
・線路と平行する道(線路と並行する道)
・野生的な男(野性的な男)
・写真を修正する(写真を修整する)
・ホンモノ指向(ホンモノ志向)
・一人言をいう(独り言をいう)
・似た者同志(似た者同士)
・映画を観賞する(映画を鑑賞する・野に咲く花を見るのは観賞)
・飛行機は着陸態勢に入る(着陸体勢)
・映画制作会社(映画製作会社・テレビ番組は制作・創造物は制作)
・群集を煽動する(群衆を煽動する・野次馬が群集する・群集心理)
・彼は意思が強い(彼は意志が強い・本人の意思を尊重する)
・学級を編成する(学級を編制する・予算を編成する)
・予備校の夏季講座(予備校の夏期講座)
・実践的なトレーニング(実戦的なトレーニング・彼は実践家だ)
・過去を精算する(過去を清算する・
旅費を精算する
・泥棒が浸入する(泥棒が侵入する・侵攻・侵略・侵出)
・彼は良い性格だ(彼は善い性格だ)
・財産を増やす(財産を殖やす)
・山を超える(山を越える・限度額を超えて借金する)
・イスの足が折れる(イスの脚が折れる・差し脚・脚長バチ・雨脚・脚線美)
・犯人探しをする(犯人捜しをする)
・借金の返済に当てる(借金の返済に充てる)
・白髪混じりの頭(白髪交じりの頭)
・卵を生む(卵を産む)
・議長を勤める(議長を務める)
・優秀な成績を修める(優秀な成績を収める)
・時計が遅れる(時計が後れる)
・消息を断つ(消息を絶つ)
・癌と戦う(癌と闘う)
・小踊りして喜ぶ(小躍りして喜ぶ)
・8日まで出社しません(9日に出社します)
・部長の決済をあおぐ(部長の決裁をあおぐ)
・利益追究(利益追求)
・景気が鎮静する(景気が沈静する)
・こういうご時勢だから(こういうご時世だから)
・時期を逸する(時機を逸する)
・交代で勤務する(交替で勤務する)
・責任を転化する(責任を転嫁する)
・満10周年(満10年・10周年)
・パソコンの実態(パソコンの実体・電子商取引の実態)
・最少限の人数で行う(最小限の人数で行う)
・ご静聴ありがとうございました(ご清聴ありがとうございました)
・ご多忙中にもかかわらず(ご多用中にもかかわらず)
・感謝の気持ちに耐えない(感謝の気持ちに堪えない)
・暖かいもてなし(温かいもてなし)
・慎んでお詫び致します(謹んでお詫び致します)
・厚くお詫び申し上げます(深くお詫び申し上げます)
・先生より優秀な方をご推薦ください(先生から優秀な方をご推薦ください)
・恩師の話を心して聞く(心して聴く)
・病気が回復する(病気が快復する)
・勇気を振るって(勇気を奮って) 

皆さんの感想はいかがですか.最近、テレビ番組で日本語の問題がよく出ますが,意外と漢字が書けなくなっている自分に気が付きませんか.

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