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2017.07.26

思考航海中の『多事論戯』号にようこそ

思考航海中の『多事論戯』号に,ご乗船くださいまして,ありがとうございます.(2005年9月記)

この『多事論戯』号は,大きく揺れる政治,経済,社会の荒波の中で,羅針盤もなく,『論に戯れ』ながら航海している小船であります.この『思考航海の記録』で,自分の考えを整理し,洞察力や思考力の向上に繋がれば,と思っています.

同時に,この『思考航海の記録』が,少しでも,ご乗船の皆様の思考のお役に立てば,さらに,幸いであります.

尚,時代を共有する為に,『私の生きて来た時代』,『ブログ発信の動機』,『政治状況』を備忘録として,記載しました.

            
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私の過ごして来た時代 (下図はクリックで拡大)

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私達の子供時代は終戦以降になる.この頃の日本は,後で想像したことであるが,身内の戦死,焼け野原,食量難の中ではあったが,戦争への不安や軍国主義から解放され,徐々に,安堵と希望が芽生えていたのではないかと思う.

この時代の子供達も貧困をことさら意識する事もなく,闊達に生活していたように記憶している.悲惨な戦争中を支えた横丁・長屋文化が,引き続き戦後の困窮生活を支えていたと思う.経済成長とともに,この文化は消えて行く事になるのだが.

学生時代は,安保反対の学生運動が下火になり,学生仲間では,マルクス経済学と近代経済学の論争や,ケインズ経済学と経済政策の勉学が活発であった.

社会は64年の東京オリンピックに向けて高速道路,新幹線,或いは社会資本の整備が急ピッチで行われ,人口の都会への集中を加速しながら,戦後復興に向けた活力が社会に満ちあふれていた.

そして,私の社会人時代は創業期のコンピューター業界へ就職から始まる.早速,情報システムの重要性,大きな可能性を予感する.その後,情報システムの普及,発達が企業の発展,ひいては日本の経済復興,高度成長の大きな武器になっていく事を身をもって実感するのである.

コンピューターと言う文明の利器が日本の成長に合わせたように発展した事に,つくづく日本の幸運を感じたのである.

就職後まもなく,69年の小川 ローザの'オー・モーレツ'(丸善石油CM)で男が奮い立ち,70年,チャールスブロンソンの風貌とバックに流れるLOVERS OF THE WORLD(MANDOM CM・SONG)で,男は美学を持った.60年代の三船敏郎の野生味にカントリージェントルマンのかっこよさが加わって,ブロンソンの風貌は一世を風靡したのである.

そんな洋楽の影響を受けて,歌謡界もムード歌謡が全盛になった.夜の社交場は飲み屋からキャバレー全盛に移って行った.若き女性達は,レナウン娘の歌に乗って’ワンサカワンサカ’華やいでいたのである.

世の企業戦士は,米国の映画,音楽,生活,の豊かさに憧れ,猛烈の美学を胸に,活力に満ちていた.100%仕事人間は家庭を犠牲にしながら,挑戦,経験を重ね,多くの武勇伝を歴史に刻んで行った.当時の私も,高浜虚子の『闘志湧きて,夏の雲湧く丘に立つ』の心境だった事を覚えている.

そんな時代の70年,万博が開催され,日本の経済に拍車が掛かる.その年に結婚.戦後のベビーブーム世代がニューファミリー族になって行く初期の頃である.そのニューファミリー族の個人消費は住宅,フローリング,ベット,シャワー付き風呂,家電,車,等に拡大して行った.その購買力は’お金を貯めてから買う’から’買ってからお金を払う’と言う全く経験のない買い方(ローン)で拡大して行ったのである.

政治の世界では,60年代の所得倍増計画に引き続き,72年の沖縄復帰の後,列島改造論で田中角栄が総理に就任,今太閤誕生で,国民の喝采を浴びる.ブルドーザーのような行動力で国内の社会資本整備を押し広め,70年代,80年代の高度成長期を牽引して行ったのである.

日本の経済はニューファミリー族,列島改造などによって『資産価値の上昇』『信用(与信)の拡大』『供給資金の拡大』『需要の先取り拡大』『債権債務の拡大』『GDPの拡大』と言うメカニズムで高度成長をひた走る事になる.

そんなわけで,公私ともに,右肩上がりの経済を実感した時代だった.そんな高度成長期の真っ只中で,85年8月12日,18時羽田発伊丹行きJAL123便が御巣鷹山に墜落し,520人の犠牲者が出た.夜,大阪で仕事をする為に,新幹線の時間を惜しんで,この便を頻繁に使っていた世の猛烈社員に激震が走った.その日以来,飛行機の予約は本人がする様になった.この墜落便を予約した人達の苦悩を目の当たりにしたからである.

そして,89年ベルリンの壁崩壊,天安門事件,91年ソ連崩壊,イラク湾岸戦争,等,が起こり,東西冷戦と言う世界の秩序が崩れ始める.日本では,89年,平成に元号が変わる.

経済では,暴騰する不動産価格を抑える為に,90年,金融の総量規制が始まる.これが引きカネになって,91年,資産価値の暴落,信用の収縮が始まる.一気に債権債務が不良化したのである.これが世に言う未曽有の『資産バブル崩壊』である.

その後,95年の阪神淡路大地震が発生.この災害対策も含めて,積極財政出動で景気の浮揚を図るも,日本経済は長期停滞を続ける事になる.数百兆の国債だけが残った.これが,後に言われる『失われた10年』である.

財政出動と言うソフトランデング(内科的治療)では高度成長時代に,はびこった構造的脆弱性を取り除く事が出来ず,産業構造の改革,日本的経営の改革,等,ハードランデング(外科的治療)が必要だったのである.

一方,80年代の米国の不況の中で,学生を中心に,パソコンやネットワークのベンチャーが胎動していた.そして,95年,マイクロソフトのWINDOWS95が世界で発売され,オープ,ダウンサイジング,パソコン,インターネットの新しい情報技術の世界が出現したのである.

世の中の改革に先駆けて情報システムの革命が始まったのである.以後,パソコン・ネットワークが日進月歩の技術革新を遂げながら,従来のコンピューターをレガシーに追いやり,家電,産業機器,なども巻き込んで,デジタル革命が進展する事になるのである.

そして、世界的規模のIT企業が誕生して行くのだが、日本は、80年代のような産業の活性化は見られなかったのである.阪神淡路大震災による大惨事も含めて,1995年は日本にとって,大きな節目の年になったのである..

その後、『失われた10年』を受けて,2001年,小泉政権誕生で,銀行に吹き溜まった大量の不良債権償却,小さな政府論による筋肉質の国家作りが始まった.一方,世の中は21世紀を迎えて,同時多発テロ,BRICS台頭,グローバル化,デジタル革命,等,大きな変化が起こっていた.そして,『グローバル,フリー,フェアーの文化』が閉鎖的な,伝統的な日本文化に大きな風穴を開け始めたのである.

そして,激変の真っただ中の2005年,私の現役時代が終わる.多分,同年代の人達は,私もそうだが,平成時代(90年代)より,昭和時代(70年代,80年代)の想い出の方が懐かしく思い出されると思う.経済成長の勢いの中で,現場での悪戦苦闘や武勇伝が鮮明に頭に残っているからである.

この様に,私達の世代は,70年代,80年代の高度成長時代,90年代,00年代のバブル崩壊による景気低迷,価値観の変化を経験してきた.改革旋風,デジタル革命,情報革命,産業構造の変化,国際化,など,日本の大きな変貌も目の当たりにしてきた.実に波乱万丈の40年間だったのである.

ブログ発信の動機

小泉政権以降,日本の構造改革がどう進むのか,極めて心配である.企業の改革も待ったなしの状態である.そんな中で,リタイアとなったが,後ろ髪が引かれる.つくづく,企業も事業も個人も,次の時代にふさわしい『理と気』を再構築しなければならないと強く感じているのである.

言うまでも無く,世の中は『理と気』で動いている.これは生きて行く為のものであるが,理は考え方,方向性を示し,気は行動力だと思う.理のない気は衆愚化を招き,持続しない.気のない理は言うだけになる.この『理と気』の持ち方いかんが,国家,政治,経済,企業,事業,個人,全ての生き方を左右する事になるのである

そこで,リタイアを機に,自分なりに,日本の行く末について,色々考えて見たいと思ったのである.そして,恥ずかしながら,自分の思考錯誤の内容を『論に戯れた記録』として,このブログに残す事にしたのである.

同時に,この『論戯を繰り返す事』で自分の知識力,思考力,立論力を研鑽し,少しでも,物の見方,考え方を向上させたいと思ったのである.そんな思いで,一人静かに,果てのない『思考の航海』に小船を漕ぎ出す事にしたのである.

この多事論戯の記録が,『一国民の思考史』になり,読者の『思考の刺激』になり,世の中の『思考力向上の一助』になればと思うのである.もうひとつ,この時代を忘れない為に,参考として,時代背景を記述しておくことにした.

蛇足ながら思考する際の『私の語録』の一つを紹介したい.

動物や植物は生きていく環境を固定して,そこで生きる機能を持った.一方人間は,どんな環境でも生きていけるように,考えて行動できる頭脳を持った.だから人間は常に変化に対して『CHANGE』が必要であり,それが生きる為の『CHANCE』になるのである.

人間の生き方としてはCHANGEとCHANCEは同意語なのである.日本古来の教えで言えば,『継承なくして創造なし,創造なくして継承なし』がある.これも,継承と創造が同意語なのである.この行動を辞めた時,人間は絶滅種になって行くのである.

この発想によれば,日本は古来より,島国で生きて行く為に島国根性や島国文化を身に付けて来た.それが今やボーダレス時代である.島国根性をCHANGEしなければCHANCEは来ない,と言う事になる.

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政治の状況①(バブル崩壊から小泉政権時代)(2005年9月記)

今,世界規模での市場経済・デジタル革命・情報革命,ボーダーレス化の真っ只中である.遅ればせながら,日本の政治も,行政も,企業も,個人も,従来の日本的なものとの葛藤を繰り返しながら新たな『理と気』を求めて動き始めたと感じている.

『理と気』の変化のきっかけは,91年のバブル崩壊である.暴騰した資産の暴落と経済構造の崩壊である.戦後の日本の発展を支えてきた日本的な価値観,仕組み,右肩上がりの前提が根底から崩壊し,高度成長で許容されて来た価値観や経済構造の脆弱性も露呈したのである.日本は戦後復興と経済の高度成長を世界に示したが,その終焉をも世界に示す事になったのである.

その後10年間,ソフトランデングを目指して積極的に財政出動を続け,資産価値や内需を支えようとしたが,数百兆の借金を作った割に,景気回復も政治・経済構造の改革も進む事はなかった.俗に言う『失われた10年』である.

日本の政治・経済が混迷し続けた90年代,米国ではIT革命(パソコン,インターネット等),デジタル革命が台頭し,世界的に広がり始めた.89年のベルリンの壁崩壊,91年のソ連崩壊で東西冷戦時代が終焉した.又,91年のイラク湾岸戦争で中近東が又騒々しくなって来た.中国では89年天安門事件が起こり,独裁政治への批判が高まった.

この様に,90年代は今までの秩序が崩壊し,新しい秩序に向けて,動き始めた時代になったのである
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そんな経緯の中で,2001年4月小泉政権が誕生し,日本に溜まった脆弱性,閉塞感を打破すべく新自由主義(新保守主義)による構造改革が始まった.金融機関の不良債権の一掃,小さな政府論による官から民・規制緩和による経済活性化・財政健全化,など国民の多くの賛同を得ながら,デジタル革命・IT革命と相乗するかのように,改革旋風が起こったのである.

米国では,2001年1月,共和党ブッシュ大統領が誕生.同年,『9.11同時多発テロ』が発生し,ネオコンサーバティブ色(新保守主義,タカ派色)を強めながら,アフガニスタン紛争,イラク戦争に繋がって行ったのである.一方ではBRICSの台頭が注目され始め,東西冷戦後の新しい秩序を求めて世界が動き始めたのである.

そんなわけで,世界も米国も,日本も,2001年頃から,新しい『理と気』の大きな転換が始まったと実感するのである.日本にとって,この転換は『明治の国作り』,『戦後の国作り』,に匹敵する『新たな国作り』に値するのかも知れない.

さて,既に始まっている新たな『理と気』の模索が,今後,日本的なものを一枚一枚剥がれて行く,いや,剥がして行く,事になるのか,改革と言えども,やっぱり日本的なものに回帰する事になるのか,あるいは,いわゆる外圧や日本の課題解決の為に『欧米流の理』に合わせざるを得なくなるのか,

今後10年間くらいは,この『理と気』の葛藤が続くと思われる.小泉政権後も日本は極めて大事な岐路に立ち続ける事になると思うのである.

政治の状況②(安倍,福田,麻生,鳩山,菅,各政権時代)(2011年5月記)

小泉改革政権は2006年9月まで続き,都合5年間の政権となった.その後,この新保守政治路線が引き継がれると思われたが,安倍政権は小泉政権の大議席を背景に憲法問題,教育問題に政策課題を移し,守旧派の復権など保守回帰に舵を切ったのである.

しかし,消えた年金問題や大臣の事務所費問題などから参院選に大敗し,小泉政権で築いた自民党の強さが参院から崩れ始めたのである.2007年9月福田政権が誕生するもネジレ国会で挫折し,2008年9月麻生政権が誕生,リーマンショックの発生で75兆の景気対策を打つ事になるが,すっかり改革機運の影が薄れ,古い自民党色を強めて行ったのである.

結局,自民党は衆議院選挙の大敗で政権を失う事になったが,小泉政権で得た大議席を3人の総理が食いつぶした形になったのである.長期政権の宿命だったかも知れない.

政治路線で見ると,戦後の『保守路線』,バブル崩壊による『保守路線の後退』,小泉政権の『新保守路線の台頭』,安倍,福田,麻生の『保守路線への回帰』,民主党の『リベラル路線?』と変遷しているのである.

さて,2009年8月誕生した民主党政権では根拠の薄いマニフェストや政権運営の未熟さが露呈し,加えて,鳩山総理は相続税問題,普天間基地移設問題で,早くも失脚する事になる.小沢幹事長も政治資金問題で退任し,一年もしないうちに,脱鳩山,脱小沢の菅政権が2010年6月誕生し,民主党のトロイカ体制が崩壊する事になったのである.

その後,菅政権でも,民主党内部抗争,マニフェスト問題,財政問題,政権運営,など悪戦苦闘が続き,2010年7月の参院戦で大敗し,国会は再びネジレ状態に陥ったのである.

そんな菅政権の支持率は大きく落ち込み,政権維持も危険水域を越えた.そんな矢先,2011年3月11日東日本に巨大地震(M9),巨大津波,福島原発破壊が発生した.東日本の太平洋沿岸部は,2万人の犠牲者と共に,廃墟になったのである.

この巨大災害に,過去の使える法令や必要な立法措置,あるいは,組織運営が分かっていない民主党政権が対応できるわけがない.日本は最悪の政権に最悪の大災害を抱える事になったのである.既にその最悪の兆候が被災者や日本の行く末に不安な影を落としているのである.

阪神淡路大震災の時は社会党の村山さんが総理だった.東日本大震災は民主党の菅総理だ.政治が不安定だと震災も起こるのか,と不運を嘆いたのである.

この様に,日本はデフレ,株安,失業,就職難,グローバル化,財政赤字,1000兆の借金,社会保障財源,電力不足,災害復旧・復興,原発事故,放射能汚染など,一気に奈落の底に引き込まれた状態になったのである.

大峰山の覗き修行で言えば,日本は絶壁にズズっと押し出されたカッコウである.恐ろしい事に,腰には命綱が結ばれていない.足を押さえている人も心もとない.たよれるものは自力しかないのである.

こんな状態で日本はどうなるのだろうか,大きな岐路に立っている.さて我々は,震災前,震災後を含めて,未来の日本に向けて,どんな『理と気』を持つべきなのだろうか.

確かな事は『国際的な生存競争に打ち勝つ』,その為の行動こそが政治や企業の『理と気』だと思う.これなくして,日本の国難は解決しないと思うのである.

振り返ってみれば,2005年9月から2011年5月まで244件発信してきたが,まさに『日本の大きな岐路』であって目が離せない情勢を感じるのである.

残念な事であるが,日本の難題が解決するどころか,絶える事なく,山積みされていく現実を思えば,今後も引き続き,『監視』と『論戯』をして行きたいと思う.

政治の状況③(民主党野田政権時代)(2012年7月記)

民主党三代目の野田政権が2011年9月発足した.菅総理の東日本大災害,福島原発事故への対応問題に区切りをつける意味での第三次の内閣発足である.

民主党マニフェストの実質崩壊もあって,野田政権はマニフェストから目をそらすべく,『社会保障と税の一体改革』を自公との合意で進める事になる.又,TPP推進,原発再稼動問題,将来のエネルギー政策,等の政治課題が政権に押し寄せてくる.

結局,『近いうち解散』を自公と約束して,消費税増税法案は国会を通過した.しかし,多くの政治課題に党内抗争を繰り返えして来た民主党は,結局,増税問題,原子力問題,TPP問題などで,分裂するのである.まさに『ごった煮政党』の顛末である.

政治の状況④(自民党阿倍政権時代))(2012年12月記)

解散を迫られた野田総理は結局,解散し,2012年12月16日天下分け目の総選挙の投票が行われた.その結果,民主党の惨敗,日本維新の会の台頭,自民党の圧勝で終わり,3年半ぶりに自民党政権が誕生する事となった.その議席数は自民294,民主57,維新54,公明31,みんな18である.この結果を受けて民主党野田代表初め主流派は責任を取って,党内役職を辞任したのである.民主党の再生に暗雲が広がる.

大勝利した阿倍政権は早速,組閣,政府人事,党内人事に着手.新総理は来夏の参院選対策もあって,経済復興,災害復興,を優先し,金融政策,財政政策,成長政策に着手すると発表.市場も,これに反応して,円安,株高に動き始めた.(執筆中)


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393 ふるさと納税制度への法的、政策的、疑念(15・04・05)
392 テレビ朝日・報道ステーションは放送法を無視しているのか(15・04・04)
391 自転車から見た道路交通法の問題(15・03・26) 

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388 食品衛生に無頓着な食品陳列(15・02・26)
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386 ISILテロに対する安倍外交批判への違和感(15・02・08)
385 幕末から太平洋戦争突入までの歴史をじっとみた(15・01・4

384 葛藤する日本文化④(14・12・30)
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381 少子化対策を問う(14・12・11)


380 さあ総選挙だ,日本のゆく道は(14・12・04)
379 報道の自由と放送法を考える(14・11・29

378 阿倍総理の『解散の決断』への反応(14・11・24)
377 中国の大国意識にオバマ米大統領が牽制(14・11・17)
376 事前合意文書による日中首脳会談への懸念(14・11・10) 
375 妊婦の仕事変更による賃金減は是か否か(14・10・25) 
374 公共の場での女性のトップレスは是か否か(14・10・24)
373 日本経済の凋落原因と打開策(14・10・24) 
372 グローバル化(ボーダーレス化)と日本の文化・制度の行方(14・10・10)

371 民放テレビは新聞社からの独立を(14・10・01)

370 日本中を震撼させた
女児の行方不明の残酷な結末(14・09・26)
369 度重なる誤報道に
再び朝日新聞の報道姿勢を問う(14・09・13
368 繰り返される水害、土砂災害に打つ手はないのか(14・08・24)
367 嘘の慰安婦報道を続けた朝日の報道姿勢を問う(14・08・07)
366 政策ではなく性格で安定した政党作りを(14・07・29
365 集団的自衛権行使容認に関する世論調査に一言(14・07・29)
364 退職者のメール削除と証拠保全義務との関係?(14・07・26)
363 個人情報、個人関連情報の課題(14・07・24)
362 司法裁量権乱用による民主主義の空洞化(14・07・19)
361 政務活動費問題に厳正なる処分を(14・07・08)

360 男女共同参画社会基本法は何かずれていないか(14・07・03)

359 W 杯一次リーグを終わって(14・.06・27)
358   東京ブラックホール現象からの脱出(14・06・20)
357 日本の安全保障問題と憲法の考察
(14・06・18)
356 大飯
原発再稼働の差し止め判決にみる司法の問題(14・05・25)
355   韓国フェリー『セウオン号』の転覆大惨事から見えてくる事(14・05・14)
354 政令指定都市の改革論議の活性化を(14・04・24)
353   STAP細胞 騒動に一言(14・04・09)
352 調査捕鯨 敗訴が示唆する事(14・04・07)
351 チリ大地震による津波注意報への疑問(14・04・03)
 

350 高速バス大惨事の前橋地裁の判決に疑問(14・03・26)
349 東京オリンピック と『おもてなし』(14・03・23)
348 中国・韓国が日本を敵視する背景と,その対策(14・03・12) 
347   大阪市長選と日韓外交の日経記事に対する異論  (14・02・27) 
346 社会的必要経費の増大による国家財政への危惧(14・02・12)
345 小泉元総理の原発問題への高等戦術?(14・02・12)
344 私なりの慰安婦問題の考え方(14・01・31)  
343 安倍政権誕生一年を振り返って(13・12・27)
342 重要法案のつど政党分裂が起こる日本の政治(13・12・14)

341 仏教伝来がもたらしたもの(再認識)(13・12・08)

340 和食の保護・継承,海外進出に思うこと(13・11・27)

339 多くの論戯テーマが掲載された11月18日の日経新聞(13・11・22
338   偽の時代(13・11・16 )
337 料理の偽装事件に思う事
(13・10・31)
336   特定秘密保護法の論理的な議論を(13・10・27)
335 葛藤する
日本文化④(13・10・27)
334   いつもの『水害シーン』を見て思う事(13・09・18)

333 モバイル情報ネット社会』への変化(13・09・14)
332 日経『春秋』(9月12日)にみる見る知識人の悪癖(13・09・14
331 快挙・2020年東京五輪決定(13・09・08 
 

330 社会保障・税一体改革法案の破棄を(13・08・20)
329 歴史認識の封印より人類の英知の主張を(13・07・31) 

328 自民党一強体制の課題と期待(13・07・26
327 原発再稼働論議と別にある重要な問題(13・07・09)
326 日経新聞コラム秋春(6月24日付け)への感想(13・06・26)
325   増税,借金の目的と公金の使途との乖離問題(13・06・09)

324 続・橋下氏の歴史認識への異様なバッシング(13・05・24
323 橋下氏の歴史認識への異様なバッシング(13・05・19)

322 憲法第96条の改定論議への所見(13・04・29)
321 一票の格差問題を考える(12・03・29)
 

320 ネット選挙解禁論議(13・03.27)
319 グローバル化,ボーダレス化,と日本の対応(13・03・23)

318   東日本大震災から2年,復旧に立ちふさがる問題(13・03・14 )
317 非摘出子への遺産相続規定は合憲か違憲か(13・03・01)
316 中国の面子を重んじる文化を考える(13・02・13)
315 アベノミックスを支えるリフレ派経済学者の主張(13・02・05)
314 ミュージカル映画Les Miserables
を観て(13・01・18)
313 指導者による体罰問題への本質的提言(13・01・18)
312 安倍自民党政権の特徴と課題(13・01・10)

311 民主党政権崩壊,自民党政権復活で終わった2012年(12・12・30)

310 民主党自爆の政権交代選挙(12・12・17)
309 キャッチフレーズに見る各党の戦略比較(12・12・12)
308 加熱する総選挙(12月16日投票)で感じている事(12・11・28)
307 石原氏を代表とした日本維新の会は吉か凶か(12・11・18)
306 11月16日解散を宣言した野田総理のおかしな条件(12・11・15)
305 資本主義国家運営における『ケインズVSフリードマン』(12・11・12)
304 新たな政治用語 『脱・・』と『脱・・依存』(12・11・07)
303 消費税の地方税化が意味するもの(12・11・02)
302 説得力ある論理で政局の攻防を(12・10・31)
301 知らなかった下水道料金の仕組みと課題(12・10・05)
 

300 民主主義政治の限界か『決められない政治』(12・09・30)
299 民主主義政治の限界か『第三者機関依存症』(12・09・28)
298 迷惑禁止条例 『卑猥な行為の禁止』への屁理屈(12・09・28)

297 尖閣諸島をめぐる独裁国家中国の手口とその対処(12・09.21)
296 民主主義政治の限界か『限りなく続く歳出拡大』(12・09・19)
295 気になる『論語』の事(12・09・16)

294 日本の正念場:党首選,総選挙,新政権(12.09・08
293 緊迫化する北方四島,竹島,尖閣諸島への所見(12・08・22)

292 不毛な『一体改革』から理性ある政治を取り戻す為に(12・08・09)
291 ロンドン五輪開会式の感想(12・07・
29)


290 宙に浮く民主党政権の存在理由(12・07・12)
289 スパコン京が示唆している今後の産業政策(12・07・11)
288 驚きの韓国プロゴルファーの活躍(12・07・10)

287 民主党の罪(総括)(12・07・06
286 ヤマ場を超えた民主党内部抗争と政局③(分裂)(12・07・03
285 ヤマ場を迎えた民主党内部抗争と政局②(採決)(12・06・28)
284 ヤマ場を迎えた民主党内部抗争と政局①(対立)(12・06・23)
283 元財務官僚 『榊原英資氏』 VS 『高橋洋一氏』(12・06・15)
282 問われる日本の『立論力,決断力,実行力』(12・06・09)

281 一体改革審議を止め総選挙を(12・05・28)
 

280   サンデル米ハーバード大教授への反論(12・05・14)
279 高速バス事故が大惨事になった原因(12・05・07)
278 科学性・実現性ある選択肢で原発議論を(12・04・27)
277 ネット使用履歴のビジネス利用は是か非か(12・04・11)
276 大論争『財政は破綻寸前か否か』(12・04・06)

275 こうなる『消費税増税法案と政局の行方』(12・03・29)
274 消費税率10%も 『広く浅い税』 か?(12・03・18)
273 情報ネット社会が招く『サイレント・ソサエティ』(12・03・17)
272 東日本大震災から1年(12・03・11)
271 激励・橋下改革旋風(12・03・07)

270 日本再生をテーマに政界再編,総選挙を(12・02・15)
269 どこが『社会保障・税一体改革』か(12・01・20)
268 やらせ・さくらのステルスマーケテング(12・01・14)
267 白州次郎の『プリンシプルのない日本』(12・01・04)

266 漂流から苦境に陥った日本の2011年(11・12・16)
265 知事・市長選に『大阪維新の会』が圧勝(11・11・28)
264 政策提言より『民主党の政策仕分け』を(11・11・24)
263 政策論議に使われる『要注意の言葉』(11・11・21)
262 葛藤する日本文化③(11・11・17)
261 玉虫色政治の危険性(11・11・14)

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記事一覧の続き

260 FREE/FAIR/GLOBALの潮流と日本(11・10・23)
259 増税路線か成長路線か(11・10・21)
258 夢が飛び交う『幼稚園の運動会』(11・10・11)
257 原発事故損害賠償の抜本的見直しを(11・09・28)

256 縦と横の視点(11・09・26)
255 第二次情報革命の伸展(11・09・25)
254 依然と続く民主党思考力の問題(11・09・12)
253 民主党野田政権誕生に感じた事(11・09・03)
252 法律相談 『島田紳助芸能界引退』(11・08・25)
251 次期政権と今後の政治体制の問題(11・08・11)

250 私なりの福島原発事故対策の状況認識(11・07・26)
249 今後の原発政策『論戯』(11・07・10)
248 災害大国に『有事の備え』がない原因(11・07・07)
2
47 即刻民主党の分裂・政権離脱を(11・06・29)
246   再生可能エネルギー法案と電力事業の展望(11・06・23)
245 菅政権不信任案提出劇と,その後の政局(11・06・02)
244 合成の誤謬政権がメルトダウン政権に変質(11・05・26)
2
43 原発事故賠償スキーム政府案の本質的問題(11・05・17)
242 震災後2ケ月 『現状認識と今後の舵取り』(11・05・11)
241 政治力と避難生活・仮設住宅・復興計画(11・04・25)

240 国難ならばこそ国民に信を問うべきだ(11・04・18)
239 欠落『有事の備え』『有事の政権担当能力』(11・04.10)
238 問題だらけの巨大災害・原発破壊への対応(11・03・27)
237 巨大地震・巨大津波・原発破壊が発生(11・03・12)
236 評価に関する英語表現と日本語表現(11・03・4)
235 始まった『自爆の国会』,『政局の国会』(11・02・03)

234 与謝野氏の入閣劇と,その影響(11・01・15)
233 漂流し続けた2010年と今後の日本(10・12・25)
232 龍馬伝のクライマックスで流れたテロップの怪(10・11・30)
231 若者の深刻な就職問題に思う事(10・11・23)

230 中国漁船衝突事件への政府対応の問題(10・11・17)
229 潮流(自由貿易・集団安全保障)と日本(10・11・07)
228 平城遷都1300年祭への違和感(10・10・12)
227 ナショナリズムとグローバリズムと中国(10・09・26)
226 中央集権か地域主権か(10・09・08)
225 音楽の好みと政治思想(10・09・04)
224 限界が露呈した民主党政権(10・08・25)
223 終戦の日・改めて戦史年表をじっと見た(10・08・16)
222 次世代インターネット空間(10・08・09)
221 円高・デフレ対策考(10・07・30)

220 第5期グローバル時代(10・07・24)
219 コラム・小説のタイトル,書き出しへの興味(10・07・17)
218 参院選後の政権・政局(10・07・12)
217 増税論議の基本(10・06・18)
216 参院戦のキャッチコピー考(10・06・17)
215 民主党支持率回復の怪(10・06・12)
214 民主党内部抗争の勃発(10・06・02)
213 無責任体質の首相・民主党(10・05・24)
212 鈴木教授提言(第3への道は誤り)への賛同(10・05・17)
211 山口教授提言(民主党原点回帰)への反論(10・05・14)

210 最悪の政権担当能力(10・05・09)
209 首相は不起訴相当か(10・04・27)
208 出口未定の事業仕訳(10・04・23)
207 動き出した政界再編の目(10・04・19)
206 黒船来襲・携帯革命(10・04・14)

205 民主党目玉政策への所見(10・03・16)
204 住民税の納付方法への疑問(10・03・10)
203 介護が雇用対策か(10・03・06)
202 タイガーウッズの去就(10・02・20)
201 国会論戦への疑問(10・02・18)

200 首相の政治資金問題の推察(10・02・13)
199 本日は『建国記念の日』日本の祝日を考える(10・02・11)
198 政策に求められる戦略性と平等性(10・02・09)
197 危険水域に来た国の借金(10・01・29)
196 自民低迷理由と政界再編(10・01・13)
195 混迷が続いた2009年と日米の政変(09・12・31)
194 釣りバカ日誌の感想(09・12・28)
193 巨額借金より優先する無責任政治・政策(09・12・19)
1
92 クラウド・コンピューテング考(09・12・17)
191 円高・株安・デフレ対策 (09・12・03)

190 整合しない政策・予算編成・事業仕訳(09・11・13)
189 またか・タバコ増税論(09・11・03)
188 郵政見直しへの疑問(09・10・21)
187 只今民主党政権を静観中(09・10・13)
186 自民党崩壊と政治路線の行方(09・08・31)
185 内需拡大より外需拡大を(09・08・30)
184 地方分権・脱官僚論議(09・08・13)
183 マニフェスト合戦への危惧(09・07・31)
182 旧態依然の選挙活動(09・07・30)
181 全体予算構想のないマニフェストは論外(09・07・28)

180 歓迎すべき党内部抗争(09・07・20)
179 私の政局予想(09・07.05)
178 コンビニ再販価格と独禁法(09・06・29)
177 もう一度改革路線を(09・06・25)
176 自民党の凋落要因(09・06・24)
175 死の判定と臓器移植(09・06・21)
174 スロージョギングの薦め(09・06・16)
173 国家財政と民主主義(09・05・31)
172 政権交代より政界再編(09・05・15)
171 憲法第96条・憲法改正(09・05・03)

170 世襲議員是非論(09・04・26)
169 国家財政の展望なくして国家運営できず(09・04・15)
168 WBCで見えた事(09・03・27)
167 政治資金への所見(09・03・14)
166 給付金と言う政策の間違い(09・03・06)

165 政局予想(保守と改革の分離)(09・02・23)

164 私の景気の見方(09・01.29)
163 原点を探る(音楽・絵画・オバマ新大統領)(09・01・20)
162 財政積極出動への懸念(09・01・10)
161 労働問題への私見(09・01・07)

160 危機・混乱の2008年(08・12・31)
159 経済危機対策への懸念〈08・12・02〉
158 言語表現へのこだわり(08.11.26)
157 古都の紅葉(08・11・24)
156 経済危機で変わる事(08・11・16)
155 麻生戦略と民主党(08・10.・30)
154 金融・経済危機の教訓(08・10・20)
153 衆院解散きっかけ争い(08・10・03)
152 日本の3大閉塞感(憲法・借金・文化)(08・09・14)
151 自民党総裁選早くも失望(08・09・11)

150 総裁選・総選挙の勝つ為の論法(08・09・06)
149 福田総理辞任のわけ(08・09・02)
148 柔道とJUDOに見る併存文化論(08・08・31)

147 身長別オリンピック競技種目の新設(08・08・26)
146 オリンピック選手の出場交代がない不思議(08・08・18)
1
45 北京オリンピック開会式の感想(08・08・10)
144 たばこ増税論戯(08・07・13)

143 消費は美徳か(08・07・06)
142 パスポート発行手数料の疑惑(08・07・01)

141 哲学の道から琵琶湖疎水・京都を見る(08・05・31)

140 行財政の集権と分権(08・05・20)
139 大災害こそ国威発揮を(北京オリンピックを前にして)(08・05・16)
138 組織論理の危うさ(08・05・15)
137 後期高齢(75歳)の意味(08・05・05)

136   天引文化を考える(08・04・21)
135 供述調書引用本の大問題(08・04・12)
134 温暖化ガス削減問題(08・03・20)
133   道路目的税の一般財源化の意味(08・03・19)

132   食料自給率向上は食文化にあり(08・03・16)
131   イージス艦と漁船の衝突事件に見る稚拙な批判(08・03・04)

130   偉大なるインターネットを語る(08・02・28)
129   論理・主張の一貫性(08・02・26)
128   経済国際化時代の経済統計の在り方・見方(08・02・26)
127   米大統領選挙制度
(08・02・10)

126   ガソリン暫定税率論議(08・01・20)
125 混迷が続く08年(07・12・31)
124   増税論議の前に(07・11・12)

123 政治混迷の根幹(07・11・06) 
122 ゴルフの薦め(07・11・05) 
121 人事制度再設計ニーズへの所見(07・10・29)

120 食品表示の功罪(07・10・27)
 
119 亀田騒動の根幹(07・10・17)

118 j-SOX法の懸念(07・10・11) 
117 相撲リンチ事件の本質的問題(07・10・09) 
116 保守VS改革の政党再編の予感(07・10・05) 
115 どう考える900兆の借金(07・10・02)
114 放送と通信の融合(07・10・01) 
113 自民総裁戦結果(07・09・24) 
112 憲法と自衛隊海外活動論争(07・09・20)
111 自民復活になるかPOST阿倍の自民党総裁戦(07・09・17)

110 独占スポーツ番組への懸念(07・09・17)
109 安倍総裁辞任が意味するもの(07・09・12) 
108 自民党参院選惨敗が意味するもの(07・08・03)
107 相次ぐ自然災害に思う事(07・07・23) 
106 新潟を語る(07・07・18
105 accountabilityの強化(政治風土改革)(07・07・14) 
104 しょうがない心理(07・07・05)
103 参院選挙を考える(07・06・22) 
102 コムスン事件で隠してはならない介護事業の問題(07・06・10)

101 年金問題の本質(07・05・30) 

100 100号を振り返って(07・05・28)
099 サミットと北京五輪(07・05・19)
098 宗教に見る自力と他力(07・05・06)
097 地球環境と経済(07・05・01)

096 いまでも残る戦前の残像とこれからの文化(07・04・29)
095 強まる『すっきり』への欲求(07・04・29)
094 天下り問題の本質的対策(07・04・27)

093 音楽の薦め(07・04・20)

092 絵画の薦め(07・04・18)
091 私の紳士ファッション考(07・04・12)

090 インターネット上の著作権と複製権(07・03・30)
089 百貨店の過去・現在・未来
(07・03・27)
088 ロングテール現象(07・03・24)

087 政策選択の視点(07・03・23)
086 堀江判決(07・03・17)
085 田舎の火事騒ぎ(07・03・11)
084 華麗なる一族(07・03・07)
083 ナレッジシステム(07・03・03)
082 6カ国会議の評価(07・02・14)
081 こだわり性分(07・02・10)

080 私的複製権(07・02・01)
079 テレビ局の課題(07・01・29)
078 箱物行政の対策(07・01・27)
077 損得の前に善悪を(07・01・24)
076 労働多様化と残業問題(07・01・21)
075 今後の自治体WEBサイトの考察(「07・01・19)

074 法律で骨抜きを許す放置国家(07・01・15)
073 日本の分水嶺 2007年(06・12・31)
072 6カ国会議の行方(06・12・25)
071 税調会長辞任劇(06・12・22)

070 道路目的税問題(06・12・18)
069 日本を揺るがすアーキテクチャーとテクノロジー(06・11・27)
068 堀江氏の法廷闘争(06・11・20)

067 談合問題(再)(06・11・17)
066 タウンミーティング(06・11・16)
065 行政の無責任備忘録(06・11・03)
064 いじめ問題(06・10・31)
063 光IP電話大障害(06・10・26)
062 根本的教育テーマ(06・10・23)

061 B型人事の特徴(06・09・29)

060 必然と偶然(06・09・26)
059 形だけの小選挙区制度の危険(06・09・21)

058 大学の課題と対策(06・09・20)
057 広告収入で支えられたネットサービスのリスク(06・08・17)

056 緊急を要する天皇家,宮家の継承問題(06・09・07)
055 小泉改革路線の続行を(06・08・22)
054 歴史認識問題の整理(06・08・10)
053 SE/PGの再考(06・07・26)
052 満足度と貢献度(06・07・26)
051 W杯で見えた事(06・06・23)

050 昔の肩書きを付ける日本の文化(06・06・20)
049 儲ける事を卑下する風土の不思議(06・06・17)
048 国家運営の効率化(06・06・10)
047 違和感のある官の言い方・特権意識(06・05・09)

046 プロジェクトマネージメント(06・04・25)
045 図解思考・図解の重要性(06・04・05)
044 格差社会論議(06・04・02)
043 情報システムの設計・開発と必要スキル(06・03・29)
042 情報システムのトラブル(06・03・28)
041 会社と社員の変貌(06・03・15)

040 マイナーとメジャーにみる文化論(06・03・12)
039 芸術の将来(06・03・12)
038 私のゴルフ川柳(06・03・05)
037 人間の頭脳と行動(頭の良し悪しの違い)(06・03・05)
036 IT産業の経済的特質(06・02・27)
035 ライブドア事件と守旧派(06・02・21)

034 意味不明の’慎重に’(06・02・19)
033 経済事件と経営者(06・02・17)
032 競争と和の混在から分離共存の社会へ(06・02・07)

031 地域経済振興策の回帰(06・02・04)

030 演繹法と帰納法(06・02・03)
029 1頁と100頁の契約書にみる日米文化(06・01・31)

028 偽装問題への思考力(06・01・18)
027 血統主義の課題(06・01・07)
026 大義に潜む危うさ(06・01・01)

025 建築業界体質(05・12・06)
024 談合問題の本質(05・11・20)
023 政治に望む立論力(05・11・15)
022 少子高齢化対策(05・11・07)
021 株買占めへの抵抗感と無防備さ(05・10・18)

020 プロセス重視への変化(05・10・15)
019 葛藤する日本文化②(05・10・02)
018 植物に学ぶ(05・09・28)
017 NHK受信料への指摘(05・09・27)
016 安全保障の論理的選択肢(05・09・21)

015 私の発想・語録(05・09・18)
014 不便な事と便利な事の功罪(05・09・17)
013 行政改革と電子行政(05・09・16
012 フラットな産業構造(05・09・16)
011 小泉政権圧勝(戦う構図の勝利)(05・09・14)

010 情報の語源と今後の情報システム(05・09・11)
009 経営に求められる状況認識の視点(05・09・10
008 企業活力の源泉(05・09・08)
007 全体主義と個人主義(05・09・08)

006 継承と創造(05・09・08)
005 7・5・3の不思議(05・09・06)
004 情報化社会に問われる日本的表現力(05・09・06)
003 生産性(改善)と戦略性(改革)(05・09・05)
002 葛藤する日本文化①(05・09・04)

001 政党に問う(05・09・02)

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476 政党,マスコミの印象操作に潜む危うさ

印象操作とは、テレビや新聞などのマスコミが良くやる手法である.たとえば,テレビの番組で自分たちが主張したいことに合った映像やデータ,コメントなどを流して,時には、事実を歪曲して、あたかも自分たちの主張が真実であるかのような印象を世間に与えたり、真実と違う印象を与えたりする事である.

プロパガンダと言う言葉がある.「特定の思想・世論・意識・行動へ誘導」を言うのだが、映画、新聞、ラジオ、テレビ、等のメデアを使って、印象操作より、大々的に、大規模で行われるイメージがあるが,意図的,主観的、偏向的、に行われると言う意味では,印象操作と本質的には同じだと思う.

企業や商品にも、好印象を与える為に、印象操作が行われている.米国は消費者保護の為にステルスマーケテング(金品をもらっている事を伏せて、依頼側の指示で個人的感想を述べる事、いわゆるヤラセ)を違法としているが、日本では、商品のみならず、政治問題についても、ステルスマーケテング手法で印象操作が行われていると思うのである.

この印象操作は政治においては,政府を攻撃する手段として印象操作が行われる事が多いと思う.勿論、与党、政府が真実や不具合を隠す為に、あるいは,政策を支持してもらう為に、印象操作をする事もあると思う.

この印象操作は.言論、報道の自由、及び、テレビの放送法(公平・公正の義務)の形骸化の中で、重要法案や政党間のバトルが激しくなる程、印象操作が過熱し、世論の誘導合戦が繰り広げられるのである.下手をすると、政策論争ではなく、印象操作の長けている方が勝つ事になりかねないのである.

一方,国内外に対し、国家主導で、プロパガンダを目的とした情報戦を積極的に進めている国もある.ナショナリズムを煽って国内を統率したり、国際世論を自国有利に誘導する為である.

このように、印象操作はあらゆる場面で行われているである.政治に取っての印象操作は「民主主義制度の重要な手法」であるが,「世論を一気に動かす力と危うさ」を秘めているのである.

もし、この印象操作で世論が動けば、事実が闇に葬られたり、政策の議論が頓挫したり、最悪は、アジテートや印象操作はうまいが、政治の能力も,政策もない政治家や政権が生まれたり、いろいろな、重大な弊害が起こり得るのである.

この印象操作の危うさ、無責任さを、知ってか、知らずか、昨今のマスコミ報道は,軽々しく、印象操作(世論誘導)をしているように感じるのである.列記してみたい.

①客観報道を装って,主義主張による偏向報道をしている.
②政府案に勝手なレッテルを貼って反対している.
③対案を示さず、問題だけ言って反対している.
④未確定の事に、断定的な枕詞を付けて報道している.
⑤攻撃に都合の良い報道を何回も、何日も、テレヒで流す.
⑥攻撃に都合の悪い報道はしない.
⑦自分の意見を多くの人の意見のように言う
⑧両論併記(紹介)せず、一方的な主張、感想を述べる.

①の卑近なケースは何といっても、朝日新聞の慰安婦報道である.報道訂正まで、32年間、「慰安婦強制連行プロパガンダ」を発信し続けたのである.そして、この間違った報道で、日本、韓国や世界の世論を誘導したのである.

見てすぐわかる印象報道もある.自民党女性議員が秘書を罵倒した録音を何回もテレビで報道していたが、明らかに、打倒安倍政権を徹底的に展開しているテレビ局ほど,ここぞとばかりに、何回も、何日も、この録音をテレビで流していたのである.

政治家の失言、不祥事、も同じ扱いを受ける.露骨に、これをやられると,印象操作を狙っていると感じるのである.

ところで、米国の場合、メデアの記事や論評が、小さな政府思考の保守(共和党系)と大きな政府思考のリベラル系(民主党系)に分かれており、国民は,メデアの報道スタンスを承知しているのである.

日本の場合、新聞社は政治思想で新聞を作り、その配下にある民間テレビ局は,これを流す、と言う構図があって、左系は政権打倒、右系は政権維持、の方向で、記事や論評が発信されているのである.

あえて日米の違いを言えば、上述のように、米国では、憲法や安全保障政策や資本主義経済体制を共有した上で、大きな政府、小さな政府と言う政治理念が分かれており、それぞれの視点で報道や論評が行われている事を国民は承知しているのである.

一方、日本では、右翼系、左翼系、と政治思想に隔たりが大きく、政治理念を共有している部分がない対立である為、憲法から安全保障、経済政策に至って、いつも「入り口論」に議論が終始するのである.報道においても、自らの政治理念を公言する事はなく,客観報道を装って、主観報道や印象操作が行われていると感じる点である.

こんな事になるのは、残念ながら、国民において、国家像や国家の向かう方向が、いまだに定まっていない、じっくり議論していない、事が根本にあるように思う.

又,各新聞社が行う世論調査も、新聞社によって結果が違う.都合の良い結果が出るようにアンケートをしているからである.その意味で、各新聞社の世論調査結果発表も、大事な印象操作だとも言えるのである.

一方、印象操作の頻度に比例して、ネットでの批判、反論が多くなっているように感じる.事実、ネットで世論調査をしている人たちの発表によると,安倍政権支持率が50%を超えていると言うのである.

信憑性は判断できないが、その内、新聞社の意図的な世論調査より、ネット内のビッグデータを使った世論調査が主流になるかも知れない.試してみる価値がありそうである.

そんなわけで、自分としては、印象操作に左右されることなく、何が重要かを判断したいと思っているのである.国会論議も、そうあって欲しいと願っているのである.印象操作による点取り合戦は場外リンクで行って欲しいものである.

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2017.07.04

475 都民ファースト都議選圧勝の要因

2017年7月2日の東京都都議会選挙は、かつて,大阪府議会、市議会、の選挙で、自民党、民主党が激減し、地域新党・大阪維新の会が躍進し、第一党の勢力を占めたのだが、今度は東京で音同じことが起こったのである.

今回の都議会選挙による勢力図が下記の通りだが、自民党議員の激減、地域新党・都民ファーストの会が躍進し、第一党の勢力を占めたのである.
(図をクリックすると拡大)

Photo

 
この結果に対して、国政における自民党の失点、失点を利用した,野党のしつこいほどの政府攻撃、異常なくり返しでテレビ放送された事による自民党の印象悪化、等によって、保守票が都民ファーストに流れたと分析する人が多い.

本当だろうか、その言い方は、あまりにも、都民や都民ファーストを無視した失礼な言い方だと思う.大阪で起こった事と同じ現象に注目し、都民ファーストの躍進原因を考えて見たい.

①都民ファーストは既成政党ではできない政策を訴えて勝利

1年前の都知事選では、組織票の無い中で、小池氏は「東京大改革」を掲げ、多くの都民の支持を得て,ぶっちぎりの勝利を得たのである.

今回の都議会選挙でも、この取り組みの延長線で「古い議会から新しい議会へ」と組織票がないならではのキャッチコピーを掲げ、旧態依然のこれまでの都議会を変えたいと訴えたのである.

特に、オリンピック問題や豊洲市場問題、に関する自民党都議会の失政に対して、このキャッチコピーは見事に都民の心をつかんだと思う.自民党都議会幹部(幹事長、政調会長、議長)が軒並み落選したことでも,明らかである.

更に自民党の凋落に輪をかけてしまったのが、オリンピック問題、豊洲問題に対する小池都知事への攻撃である.「決められない小池都知事」とキャンペーンを張り,小池都知事を攻撃したのである.これらの問題は、これまでの自民党を第一党とする都議会の責任が大きいのだが、その反省もなく、尻ぬぐいに必死の小池都知事に責任を転嫁しようとする的外れの自民党に更なる逆風が吹き荒れたと思うのである.

一方、都民ファーストの新人立候補者は自民党批判は一切せず、身近な所の問題を掲げながら、新しい議会を担う意気込みで、選挙に臨んでいたと思う.これも又、都民ファーストの方針、政策と連動した見事な選挙活動であったと思うのである.たとえ小池人気があったとしても、組織票の無い50人の立候補者のうち、49人の当選者を出した事でも、この事は明らかである.

大阪府議会選挙,市議会選挙でも,地域政党の維新の会が第一党を得たが(選挙制度から単独過半数を得る事は不可)、ここでも、これまでの大阪の既成政党の失政を鋭くとらえて,解決策として、自民党では考えられない、大阪都構想を主張したのである.

大阪の地域政党・維新の会も東京地域政党・都民ファーストも、まさに、既成政党の、これまでの失政を踏まえて、既成政党では考えられない政策を訴えて大勝したのである.この地域政党の躍進は全国の地方議会にも起こり得る現象だと思うのである.

②他党を圧倒した都民ファーストの選挙戦術

都民ファーストは1年前の都知事選でもそうだったが、都議選でも、既成政党を圧倒する選挙活動を展開した.小池都知事のキャリアの中で培割れた選挙のうまさがいかんなく発揮された感じである.過去の小池氏の成功経験が大いに役立っていると思う.

・日本新党のゼロからの立ち上げ経験
・新進党小沢氏のどぶ板選挙(住民との会話と握手)
・自民党小泉氏のワンフレーズポリテックス、劇場型選挙(守旧派攻撃)、落下傘攻撃

・東京大改革、都民ファースト、古い議会から新しい議会へ、と言うキャッチコピー
・都民の要求を軸にした選挙公約作り
・選挙区の特徴、競合相手、定数に応じた,立候補者の選定
・公明党との選挙協力,他党党員の取り込み

を実行したのである.

これに比して国政政党は都議選の場を利用して国政選挙の前哨戦のような国政バトルを繰り返していた.国政野党は自民党スキャンダルを材料に、憲法改正を阻止する為の反安倍運動を展開した.

都民ファーストだけは都議会選挙に徹した戦いをしていた様に思う.上記①の政策と、②の巧みな選挙戦術が都民ファーストを圧勝に導いたのである.

③自民党大敗にもかかわらず都議会の受け皿になれない国政野党の凋落

今回の都議選は政策や都議を選ぶと言うより、国政自民党の失態に反自民の野党やマスコミ、有識者が、ここぞとばかりに自民党審判の場にしたのである.その結果、都民ファーストの大勝利、自民党の大敗になったのだが,この結果に喜んだのは、公明党、民進党、共産党である.

都議会の勢力が伸びていないにも関わらず、国政で自民党に攻勢をかけられると喜んでいるのである.国政の受け皿になれない事に加えて,都議会でも受け皿にもなれない事に気が付いていない感じである.それでも喜んでいる野党は万年野党病にかかっているのかも知れない.

こんな国政政党をしり目に、都民ファーストは漁夫の利を得たと言う人がいるが、失礼千万だと思う.上述のように、都民ファーストは都知事選の「東京大改革」、都議選の「古い議会から新しい議会へ」と一貫した方針のもと、都民の要求する課題に対する公約をで掲げて来たのである.その結果が、自民党はもとより、国政野党をも退けたのだと思う.漁夫の利ではなく,戦って,既成政党を退け,凋落に追い込んだと思うのである.

さて大敗した自民党への提案を記しておきたい..

今後の自民党だが、国政対策と地方選挙対策がある.国政対策としては、当面の勢力を使いながら、しっかり、外交問題や憲法改正問題、等の重要な政治課題に取り組む事だと思う.但し、自民党自身のリスクマネージメント、ダメージコントロールを徹底する必要がある.

「世間の常識や感覚の欠如」、「負けず嫌いからくる反応」には要注意である.「口は災いのもと」を標語に掲げ,口喧嘩やデベートの訓練をしたらどうだろうか.政治家の必須の能力だからである.

次の国政選挙対策だが、保守第二党の誕生が起こるかどうかである.二大政党を望む観点からすれば、作るべきだと思うが、その気配が無ければ、政権の事など気にせず、しっかり政治をする事である.

次に考えるべき問題は地方組織の在り方である.前回の都知事選挙もそうだったが、都知事候補を決めるだけでも混乱しているのである.選挙がある事ははっきりしているのだから、数年前から準備して当然だが、これさえ出来ていないのである.

現在,各地域の自民党議連は国会議員を筆頭に地域の議員で構成されているが、外から見ると,自民党や国会議員を支える組織票固めの下部組織にしか見えないのである.

大阪の自民党府議会もそうだったが、これでは、100%、地域の事を考える地域政党の政策には勝てないのである.住民からすると,国政の事しか頭にない本部や国会議員が地域の選挙応援にきても、旧態依然の違和感を感じるだけである.それ程、政治が身近になっているのである.

地方議員選挙における国会議員の興味は自党の支持率である.候補者の当落や政策の評価ではなく、自党の得票数である.国会議員に取っては,地方選挙は次の国政選挙の前哨戦でしかないのである.又,地元議員にとっても、政党本部や国会議員の応援を得て,本部との連携を言いたがるのである.此れでは地域政党に勝てないのである.

そこで、自民党として,本当に地方議員を拡充し,地域の支持率を拡大しようとするなら、地元自民党議員だけの地域政党を立ち上げ地域政治に取り組ませるべきだと思うのである.

全国企業の支店が地域で商売するより、地域会社に商売させる方が提案力も上がり、地元も受け入れやすいからである.地方の商売に大企業の支店長が社長や専務を連れて来て,会社挙げて取り組むと言うより,地域会社の社長が的確な提案をもって訴える方が、地元の好感が得られるのである.

この様に従来のまま問題意識もなく、相変わらず、国会議員を選挙カーに乗せる事が選挙戦術だと思っている様では、今回のように、地域政党に足元をすくわれるのである.

国政政党の選挙カーにベテランの党本部や都議会の幹部、引退したドンと言われてきた人物、が乗っている姿を見ると、小池氏の「古い議会から新しい議会へ」と言う主張の中の「古い議会側のおっさん」に見えたのである.小池氏のワンフレーズポッリテックスの威力である.

この「古い議会から新しい議会へ」と言うワンフレーズポリテックスは東京都議会のこれまでの実態を的確にとらえた、新興勢力の見事なキャッチコピーだったと思う.孫氏の兵法「戦わずして勝つ」を見事に実践したと思うのである.

いくら安倍総裁が「古い、新しいが問題ではなく、決断力、実行力が大事だ」と正論を言っても、一年前の都知事選でも問題になったが,これまでの都議会が決断力、実行力が疑われているのだから,自民党としては「天に唾」になり、小池氏の応援になっても、小池氏のキャッチコピーの反論にはならないのである..

以上、自民、安倍政権への逆風が無くても,地域政党である都民ファーストの会が圧勝したと思う.この事はすでに大阪の府・市で、第1党が自民党から維新の会に変わっているように、東京でも同じ現象が起こったと見えるからである.

共通している事は、地方政治における既成政党の賞味期限切れである.このように自覚している既成政党はないようだが,いづれ国政においても、起こる現象だと思う.既成政党は地方政治と国政に、どう対応していくか,大きく見直す時期に来ていると思うのである.

 

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